スウィング理論

2019年2月15日 (金)

データの重要性

最近、厚生労働省というお役所が労働賃金に関する統計データをきちんと集計せずにやや実態と違うデータを提示していたことから大きな問題になった。
今後の政策を決定していくための土台となるデータは現状を正しく把握するために無くてはならない重要な数値であり、ここが正確だからこそ今後の指針を正しく導き出すことができる。

だれにでも分かる明確な論理だが、お役所でデータ収集と管理に携わっていた人たちのなかには「これくらいの誤差は問題ないだろう」と安易に考えたか、もしくは実態どうりの正しいデータを表示することに不都合な理由を見つけたのかは一般庶民には知る由もないが「ズレたデータ」が使われていたことだけは間違いなかったようである。

私のブログは政治評論をするために書いているわけではないのでこれでこのお話は無しにするが、「データが重要」というお話には続きがあります。
Gc43

当店にはGC4(=ジーシークワッド)というショットデータを読み取る計測器がある。
かなり高額なので当店にふさわしいものかどうか問題がないわけでもないが、なぜ不相応な計測器を入れたかというとお客様のショットデータ&クラブ運動(=スイング)データの正確なものが欲しかったからだ。

Image1右画像のようなインパクトの瞬間の様々なデータを見ることができるようになった現在、それまでの肉眼に頼っていた時代とは違い、一人のプレーヤーの赤裸々なスイングの様子を正確に把握できるようになったと言える。

Image2スイングを把握できるようになったと言ったがそれは正確ではない!
正確に把握できるのは図にあるような様々な細かいデータ、それは人間の肉眼では見ることができないようなものが見れるようになったということであり、その人のスイングが見れるようになったのとはかなり意味が違う。

Photo同じようにパッティングストロークを解析する計測機器としてSAMパットラボという計測器も購入した!
こちらも当店のような少ない売上しかない店にはふさわしくない代物かもしれない。

2017_05_27_0281
パットラボもGC4同様に、高速度スローモーション動画をいくら眺めても見えないものを見せてくれる。

なぜこんな高額なものを無理してまで購入したかと言えば、ゴルフのショットやパットの際に何が起きているのかを正確なデータとして知りたいという強い動機があったからに他ならない。
そしてこのデータを読み取ることができれば初めて一人のゴルファーの赤裸々な姿⇒スイング⇒ストロークが見えてくる!

こうして初めて本当にその人に合ってるクラブやパター、スイングの修正ポイントをつかむことができる。
正確なデータ収集という土台の作業がおろそかであれば、何をお薦めしどこをどんなふうに改善・修正すべきかという道筋を誤ることになってしまう。

ゴルフの世界でも基本となるデータ収集の重要性が最も大切な時代となった!
しかし正確なデータは計測機器があれば手に入るがデータだけが揃っても何も起きない!問題なのは得られたデータの意味をどう読み解くかが本当に重要になってくる。
これができるためには、データを読む側の能力・経験からくる知識が問われることになってくる!
つまり「勉強しなさい」と言われていることになる。

はい了解!!勉強します。

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2018年5月23日 (水)

ショットとパット

当店では2015年の6月からパッティングの解析機器として SAM PuttLab(=サム・パットラボ)という装置を使っている。

Puttlab当時は (今もそうだが) 資金に余裕がなかったのだが、それでもどうしてもパッティングストロークの正確なデータが見たく、私が毎月コツコツと貯めてきた”なけなしの積立金”を取り崩して購入したことを思い出す。

あれからまる3年間が経過した。

パットラボ専用のパソコンの中には、この3年間で150名くらいのデータが入っている。

時々中に収まってるいろんな人のデータを覗いてみると、データがその人のパットする姿を映し出してくれる。

2018_05_23_0460どんな風に計測するかというと、右画像のようにシャフトに「トリプレット」という小さな部品のようなものを取り付けてパッティングをしてもらう。

すると上画像の「野球のホームベース」のような形の装置が「トリプレット」の動きを精密に計測し、その結果をヘッドの動きとして表示してくれる。

100分の1mm、100分の1度、という精度でデータが表示される。

Photo

私がこの装置がどうしても欲しいと思った最大の動機は、ゴルフが上手くなること⇒スコアが良くなること⇒パット数が少なくなることというふうにスコアアップにパット数が直結しているからにほかならない。

長年100が切れずに悩んでいるプレーヤーの1ラウンドあたりの平均パット数は40以上と言われている。

私自身がパット下手なこともあって、もっとパットのことを知りたい⇒勉強したいと思ったことも大きかったが、18ホールで40ストローク以上も費やしてしまうゴルファーを一人でも救えればと思い立ち、かなりの無理をして購入してしまった

そんなわけで丸3年が経過しようとしている中で、最近面白いことに気付いた。

2018_05_23_0457この画像データは、インパクト時のフェースアングルがカップ中央に対して0.9°Closed、ヘッドパスが3.6°左方向 と表示されている。

ということは3.6°アウト⇒インの軌道に対してフェースを2.7°開きながらストロークしたことが分かる。

実はこの方が普通のスィングストロークをしている時にも、私の肉眼で見ていてもそれと分かるくらいアウト⇒インのカット軌道でスライスを打っている人だ

2018_05_23_0458この右画像の方はカップに対して2.7°右方向へヘッドを振り出し⇒フェースアングルは0.9°閉じている。

ということは2.7+0.9=3.6°フェースを閉じながらストロークしたというデータだ。

たまたまですが、3.6°開きながらパターを動かした人と3.6°閉じながらパターを動かした人がいたことになる。

そしてこの後者のプレーヤーは私のレッスン生でもあるのですが、球筋はプル&フックが多く⇒原因は下半身の使い方が悪いところから来ている。

本来はイン⇒アウトのプッシュアウト軌道になりそうなところを腕や手先でインサイドへ戻そうとスィングスロークしているうちに、パッティングストロークまで同じような傾向=癖になっていったことが分かる。

通常のスィングストロークとパッティングストロークが同じような結果になるとは想像もしていなかったのだが、いつの間にか体が同じようにクラブを動かすという作業を覚えていき、やがて自分の動きやすい癖を作っていってるというのが真実のようだ

ということは逆説的に言えば、パッティングストロークを改善できたら⇒スィングストロークの改善につながっていくということが成り立つ。

前から薄々は感じていたが、もっとこの辺りを突っ込んでいけばより良いレッスンへと展開していけそうだ。

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2017年9月 7日 (木)

バンカーショットからの続き・・・

バンカーショットの動画が投稿できず諦めましたが、フェースブックのほうには普通にアップできるんですね!?
SNSのことはやっぱ爺さんには理解不能なことが多く、自分の思い=願いだけで突き進み、その結果は大抵うまくいかず、何で???の連発になっています。

2017_09_02_0332バンカーショットの基本だと私が考えている点について補足的に何点かここで追記しておきますので、みなさんの参考にしてもらえればと願っています。

1、アドレスは大変重要です。

左画像のように、普通のアイアンショットの時にセットするややハンドファーストな構えからスィングすると⇒ザックリのミスにつながりやすくなります。

ハンドファースト⇒ロフトが立つ⇒バンスが効きにくくなる という流れになるからです。

2017_09_02_0331右画像のように思い切ってグリップエンドがお臍の少し右側を向くくらいのハンドレートと言われるアドレスから⇒同じクラブのシャフトアングルで砂にヘッドを潜り込ませる動きを作りたいものです。

バンカーショットが上手い人のアドレスはすべて共通して右画像のように見えるはずです。

2、フェース向きコントロールは大変重要です。

私が生徒さんにレッスンする時に必ず使う言葉は「フェースtoフェース」という日立さんのコマーシャルで使われている言葉です。

どういう意味かというと、スィング中のどの場面でもクラブヘッドを見やるとフェース面がきちんと見えているように使ってくださいということです。

このクラブの使い方についてはYouTube動画でもチェックしていただき、バックスィング~インパクト~フォロースルーでの場面場面におけるフェース向きをチェックしてもらえればよく理解できると思います。

3、インパクトゾーンでの手元をヘッドが追い越していくリストワークが上手いかor下手かの分かれ道になります。

個人的にバンカーショットの名手だと思っているTigerWoods選手のYouTube動画をじっくり眺めていると、トップ~ダウンへとグリップエンドを引き下ろしてくる手元がお臍の前辺りで急に減速&ストップするように見えるはずです。
この手元のカウンター動作がヘッドを一気に加速させ⇒フォローへはヘッド先行で抜けていくことによってバンスが生きた正確なバンカーショットを生み出します。

4、バランスも大変重要な注意ポイントとなります。

とくにダウンスィングに入っていく時のバランスが爪先側へウェイトがかかっていく動きは厳禁です
何故ダメかというと、爪先側が砂にめりこむようなバランスになる動きからだと軌道的にはアウト⇒イン、ヘッドを砂に急角度で打ち込む(=スティープダウン)が強調される動きとなります。
「えっ!?それでイイんじゃないの?」と思われる方がいるかもしれませんが、この動きから生じるヘッドのトゥ側がヒール側より早く砂に突っ込んでしまうヘッド挙動が致命的だからです。ザックリの殆どはヒール側から砂に入れていけない人の”病気”の原因となっています。

これを防ぐ正しいバランスワークは右ヒール~左ヒールへとウェイトがシフトしていくフットワークを身に付けることです。

この記事を参考にしていただき、みなさんの中から「バンカー恐怖症」なる病気がなくなることを願っています。

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2017年8月20日 (日)

バンカーショット

お盆休み明けの最初の休日が18日の金曜日。

Dsc_0032


幹子さんと軽い昼食を摂った後、富山県水墨美術館へ「徳川家康・尾張徳川家の至宝展」を見学。

平日にも拘わらず結構多くの見学者があり、少しづつしか進まない列について展示品を見学してきました。

期待していたわりには中味が薄くちょっとガッカリしちゃいました。

2017_08_20_0301気分直しに本屋さんに立ち寄り、最近発売になったことを知った右画像の本を購入。

もう何年前になるのか忘れたけど、FB友達のYさんから紹介されて好きになった作家=富樫倫太郎作品の新書を手にいれたのでごきげんになれました。

さて本題に入ります。

Dsc_0033あなたはこのバンカー内にある球の画像と

Dsc_0034深いラフにスッポリはまった球の画像とどちらが嫌いですか?

どちらも嫌いという方が多いかと思いますが、敢えてどちらかと問われて「バンカーの画像」と答えたお方は間違いなくバンカー恐怖症と言ってもよいかもしれません

私なら躊躇なくラフのほうの画像のほうが嫌いです。

そこでバンカー嫌いから脱出するための練習方法を紹介します。
FBのとあるグループ投稿ページで友人のKさんが勧めていたものであり、私自身も効果があると確信しているチェック&練習法です。

あらら  苦労して撮ったスローモーション動画の容量が大きすぎてアップできません。
期待した方には本当に申し訳ないです。どうしたらみなさんに見てもらえるのか考えてみます。

また後日。スイマセンm(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

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2013年5月21日 (火)

悩ましい・・・!(2)

昨日は5月20日。私にとって毎月の20日悩ましい日なんです!
何故ならワールドスポーツという小さな小売店の支払日だからです。1ヶ月間がんばって口座に少しばかり残高ができてきたと思うと目の前には”20日”という日が来ていて、「ハイ、支払いに使ってください」と迫られるわけです。

おまけに今月は【消費税&法人税+車両保険の更新】などの強制的な出費がかさむ月なので、支払いが終わると口座残高はカラッカラッになってしまいます
当店のような【零細企業】にとっては”支払い”を無事にクリアしていくことは最も大切な作業であり、またキツイ仕事でもあります。
今月を無事に乗り切ってもすぐに来月という目標に向かって心のスイッチを入れ直さなければなりません。
結局”儲からない店の店主”は年中心が休まるときがないわけです。

さてテークバック~バックスィングへの始動をどのようにするのがベストなのか悩んでいるという話しをしましたが、解決のための方策を見つける旅はまだまだ続きそうです。

Cimg4216 そこで【モダン・ゴルフ=ベン・ホーガン著】に続き、藁をも掴む思いでひっぱりだしたのが写真の【超ワッジワーク=永井 延宏著】です。

ご承知の方も多いと思いますが、永井延宏は私が(ゴルフの師)と仰ぐ人物です。

この本を読み返すのもたぶん5度目になりますが、再度読み直しながら正しい動きを作るためのヒント探しです。
読み直しながらもう一度確認しなおしたのが【0ポジションの重要性】であり、リーディングエッジを浮き上がらせながらヘッドを急上昇させるバックスィングの大切さでした。

まだ読んだことがない方にはぜひとも読んでもらいたい一冊です。

上達のヒントがいっぱいに詰まった宝箱みたいな内容なので、アマゾンででも検索して入手してください。
毎週発売されてるゴルフ雑誌では絶対に得られない濃い内容なので、あなたがゴルフをやり続ける間中あなたの傍においておかれることをお勧めします。

今回2冊の本の読み返しから再確認した動きのヒントを自分のモノにするには相当練習しなければならないでしょうが、逆にいえばそれが私の練習しがいであり、ゴルフを飽きずにいつまでも続けることができる原動力となっています。

やはり「継続は力なり」ということなんですね!ゴルフも仕事も・・・・。ツライケドタノシイ!

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2013年5月16日 (木)

悩ましい!

タイガー・ウッズが月曜日の朝終了したザ・プレーヤーズ選手権で優勝した! 今期早くも4勝目⇒通算78勝目を達成したことが世界中のゴルフフアンに向けて報じられた。
いやいや凄まじい勝利数ですね!

一方でタイガーに関わる(あまり聞きたくない)話しが聞こえてくるのがチョット心配ですね。
マスターズでの【誤所からのプレー】事件。ザ・プレーヤーズ選手権でのガルシア選手との【非難応酬】事件。 ここら辺りのところが帝王ニクラウスやパーマーやトム・ワトソンといった歴代の名プレーヤー達と違うところであり、タイガー自身の評価が下がることに結びつかなければいいのですが・・・。

日本の男子ツァーも始まってますが、私にとってここまでの一番ビッグニュースだったのがジャンボ尾崎選手の【エージシュート達成】。つるやオープン=山の原CCでのレギュラーツァーで達成したのだから感激でしたね!
ジャンボさんは私と同い年の66歳! イヤァーよく考えてみれば同じなのは年だけでした・・・。 でも何時の日か自分もエージシュート達成してみたいな~! 90歳くらいまで元気にゴルフができる体力&気力があればできるかな?・・・ソノマエニイナクナッテルカ?!

余談はこれくらいにして本日の本題に入っちゃお~かな!

実は本当に悩んでるんです。
実はスィングの中の最初の動き=バックスィングに入るところ=テークバックをどうするかが分からなくなってしまったんです!?
48年間もゴルフやってるくせに今更?と思われるかもわかりませんが、自分の中で気持ちよく動き出せていないと感じてきました。うまくスーっとトップまで動かせる時と、途中でつっかかるような違和感を感じる時とが交互に登場する始末です。
もちろん、つっかかり感があるときは⇒ミスに直結します。

そこでなんとか解決すべく思いついたのが、もう一度愛読書を引っ張り出して読み返してみることでした。
Cimg4217

まず開いたのが名著【モダン・ゴルフ】。

最も憧れのスィングの持ち主=ベン・ホーガンがスィングの解説書&指導書として世に出した【スィングのバイブル】と呼ばれている本です!

この本が最初に世に出たのが1958年となってるから自分が11歳の時。そんな幼少の頃に読んでるわけがないので、思い返してみると自分が20歳過ぎの頃だったような気がする?
迷った時こそ原点に帰ろうと思い、本棚から引き出してページをめくってみました。

あっ!?そうだったと気付かされるポイントが次から次へとでてきて、今更ながら中味の奥深さに感心させられる自分がいて少しばかり感動モノでしたね!
66歳になって読む【モダン・ゴルフ】には新鮮な感動がありますね。

Cimg4218 さて、読み進むうちについに”悩み解決”の糸口になりそうなページにぶつかりました。

それが左画像の【ワッグル】についての解説ページ。
【正しいワッグル動作】についての説明を読みながら、この動きの練習をすることによってスムースなバックスィングへの入り口が見えてくる予感がしてきました。

もちろんたくさんの練習によって違和感が全くなくなるほどまで消化しなければならないことを覚悟していますが、自分に欠けていたモノを一つ発見できただけでも大いなる前進と言っていいのだろうと思います。

【ワッグル動作】をいかにスムースなバックスィングへの導入動作として身につけるか?が今年一年の課題になりそうです!

今日書いた~つづき~編を近日中にアップしますので、続編もお楽しみに・・・。

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2012年8月22日 (水)

シングルへの道

2 みなさん、藤田プロが惜しげもなく「己の技術の秘密」を公開してくれてるTV番組視てますか?

8月9日から始まったNHK・Eテレでのゴルフ・レッスン番組も既に3回の放映が終了しましたね。
想像はしてましたが、結構深くつっこんだ内容になってますね。これからゴルフを始める人だと理解しづらいだろうと思えるほど上級者向けの内容と言えるかもしれません。

解説者のタケ・小山プロのフォローがとてもGOODなのも聞き所のひとつです。タケさんのおかげで難解なというか疑問が浮かんできそうな部分を押さえ、その質問に藤田プロが適切な回答を出してくれるので、私には「なるほど、なるほど」と理解が深まる楽しい番組になってます。
みなさんはどうですか?

左写真の番組用テキスト。ていうかりっぱなレッスン本として成り立っていると思うのですが、番組の進行と並行して読んでいくとさらに理解しやすくなっていくので私からもお勧めします。

Tv

これまでの3回のなかで、私がとくに気に入ったところを紹介します。

それは7番アイアンによる100Yショットの練習と解説の部分です。

視聴者代表?にしてシングルを目指すという設定の男女2人のアマチュアに100Yを打ってもらうというのがありました。
アウト⇒インのカット軌道で打ち込む傾向が強い男性プレーヤーはヒッカケ・ショット。イン⇒アウトのプッシュアウト軌道でフェースターンを使う打ち方の女性プレーヤーはアイアンロフトが生かせず=球が上がらずに低くて止まり難いショットになっていました。

そうした2人に対して模範ショットを打ってくれた藤田プロの弾道は「さすが」と思わず唸ってしまうほどの素晴らしいショットでした。
イン⇒ストレート⇒インの理想的なスィング軌道でフェードボールを放つ藤田プロからすれば苦もなく打てる100Yショットなのでしょうが、じつは本当に深い意味を持つ練習になってましたね。
7番アイアンで100Yを打つわけですから、まずヘッドスピードをコントロールしなければなりません。このコントロールする打ち方で正確なインパクトを作ることが本当の意味で難しい練習になっています。みなさんは逆に思われるかもしれませんが、なるべく早いスピードに乗ってインパクトゾーンを動かすほうがヘッドの動きは安定しやすくミスにも強いものなのです。
さらにヘッドスピードが十分ではないコントロールショットではバックスピンが少ないので球の高さが出しずらくなります。この場合に必要なのはロフト角がキチンとコントロールできていなければなりません。
ゆっくりとした動きでスィング軌道やフェース向きやロフトをコントロールしながら正確なダウンブローでヒットできるところに藤田プロの<凄さ>を感じました。
100Y以内のショットなら<日本一>と評価される所以を知ることができました。

私は本当にこの練習が気に入りました。少ない時で50球、上手く出来ない日は100球くらいは7番アイアンで100Yを打つ練習をやってます。
ほんと、みなさんにもお勧めします。

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2011年1月28日 (金)

クラブを換える!

Photo 一昨日(26日、水)はいつものように午後から金沢へ。シュミレーション・ゴルフのお店=ルクールさんへレッスンの生徒さんんを求めて出かける。

行きはよいよい、帰りは怖い!」という文句がありますが、一昨日はまさにそんな日でした。午前11時半頃に富山を出ていった時は、雪が降っているものの高速道路は順調に走行することができた。

午後5時過ぎにパルクールでの勤務を終えて高岡へ向かった。金沢市内を走っているときには普通だったが、北陸自動車道に入るころから路面の様子が怪しくなってきた!車外の気温を確認すると-1度。いやな予感がしていくらか低速ではしることにする。トンネルを抜けて富山県に入ってゆるやかな左カーブのところで事件発生

50mほど前方で雪煙が上がったと見えた次の瞬間、トラックがスピンしたのだ。完全に車体が横向きに見える一瞬があった。必死に体勢を立て直そうとするトラック。私のほうは下りにかかっていることもあってトラックに近づいていく始末。右側車線を見ると一台も後続車がいないという幸運に恵まれている。あせらずゆっくりゆっくりハンドルを切って追い越し車線へ入る。あとはトラックがこちらの車線までスピンして突入してこないことを祈るだけ。

無事右側をすり抜ける。後方ミラーで確認するとトラックのほうも無事に走行している姿が見えた。

さて、本日の本題にいきましょう。

上の連続写真のようなスィングに私自身も憧れます。どうすればなれるんでしょうか?一コマ、一コマをそっくりマネてみても、スィングという流れを作って動いてみて確認すると似ても似つかないようなフォームになっていることがほとんどですよねこの写真画像はあくまでも参考として、つまり頭の中で思い描くイマージとしてインプットしておくだけで我慢しましょう。

今日お伝えしたいことは、「クラブを換える」という意味についてです。今よりもっと飛ばしたいから”飛ぶクラブ”へチェンジする。あるいは最近自分のクラブが難しいと感じはじめたので”易しいクラブ”へチェンジするとかというのが普通です。

そのことはそれで正しいことだし何か問題があるわけではありません。

私が竹林さんから教わった重要なことは、クラブを換えるというのは⇒自分(スィング)を変えることだということです。このことを教えてもらう以前は、何かの目的があってクラブをチェンジしてみるのですが、思うような結果が得られなければ「クラブ交換の失敗」と片付けていました。

でも正しい考え方は、現状を打破してもっと上のゴルフをしたいからそれにふさわしいクラブへ換える。(もちろん慎重に本当に目的に適ったモノを選ばなければなりません!)そのことと同時に、もうひとつ上のスィング技術を身に付けようという努力が大切だということでした。別の言葉で表現すれば、「今までできなかったことをできるようにしよう」ということなんです。

従って、「自分を変えたいときにクラブを換えなさい」というのが竹林さんの教えでした。

みなさんも今の自分に満足することなく更に上を目指してもらいたいし、そんな決断をするのであればそれにふさわしいクラブへとチェンジすることが必要条件ともなります。

たんに最近流行っているからとか、評判がよいクラブだからとか、なんとなく長い間使ってきて飽きたからとかでクラブを換えるという行動に走らないでくださいね。

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2011年1月20日 (木)

トップオブスィング

Photo_2今日はだいぶ”鼻風邪”の状態が改善してきたのかな?という実感がありますが、それでも治ったというわけではなく、鼻の奥のほうが少し熱っぽく”鼻づまり”状態は続いています。

みなさんは注意して私のようにならないでくださいね。

富山では今日も結構雪が降り積りましたね!もう”雪かき”はうんざりですが、やらないで済むわけもなく、腰大丈夫かな?と懸念しつつ今日のノルマ達成です。

さて本日のテーマへと進みましょう。

左写真のようなトップオブスィングを結構見かけるのですが、こうしたフォームを採点すると条件付きで65点くらいでしょうか

私の生徒さんのなかにも何人かおられますが、どうしてこのようなフォームが生まれるのか?という話しをします。

その本題に入る前に、こうしたトップの問題点からお話ししましょう。一見ダイナミックで飛ばしには向いているのでしょうが、練習時間を多く取れない私達がマネするとダウンスィングがアウト⇒インのカット軌道を描きやすく、スライスやヒッカケ、ひどい時にはダフリテンプラのミスの元となります。

条件付きで65点と言ったのは、ダウンスィングがオンプレーンになることと、腕やクラブの動きとボディーの動きのタイミングにブレがなく安定したインパクトが再現できている場合という意味であって、ここまで大きく振りかぶってしまうと再現性が乏しくなりやすいと言えます。

先日南ゴルフにいた時のお話しですが、小学生とおぼしき男の子が練習していました。バッグの中身を覗いてみると、大人も顔負けのすばらしいフルセットが入っていました。いわゆるシングルが好んで使っている道具で、ドライバーのヘッドスピードが45m/秒以上ある人向きと言えば分かりやすいでしょうか?

その子のスィングがまさに上の写真のように(もちろん下半身にはこれほどの安定感が見られないのだが・・・)オーバーザトップになっていました。クラブを振っているのではなく、クラブに振られているという表現がまさにピッタリでした。今の時代は昔と違ってジュニア用クラブも使い勝手の良いクラブがたくさんでてきているのに・・・・その子は南ゴルフで行なわれている「某ジュニアスクール」の生徒さんだということだが、そのスクールの子供達のほとんどは大人向けのりっぱなクラブを使っているということらしい。

竹林さんはこの点について以下のように教えてくれています。

バックスィングの大きさには正解はない!決めるのはクラブの重さだ!と。

ゴルフのやり始めにどのようなクラブを使うかによって、トップの位置がある程度までは決定されると思われるのです。写真のように深すぎるトップ位置に慣れてしまったのは、ジュニア時代に重過ぎるクラブで毎日のように球を打ったからだと思われます。自分の筋力と相談しながらその時その時の自分に一番合っているクラブで練習していくことこそ、確実で狂いの少ないスィング作りに必要だと断言します

「バックスィングの大きさに正解はない」という言葉の意味は、自分でトップの位置をここに収めてと意識してもバックスィング後半ではクラブが身体を引っ張りあげてしまうので、意識とは違う位置に行ってしまうという意味でとらえてください。

本当に良いスィングでは、身体の動きが最大、腕の動きは最小となるはずです。

無理して重すぎるクラブで練習を続けた結果、下半身がブレないよう(=動かないよう)に小さくしか動かさず、腕の振りを最大に活用するスィングでは「成長の上限を低くしてしまう」恐れがあるのだと思います。

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2011年1月16日 (日)

クローズフェースとイップス

前号でクローズフェース(=シャットフェース)でダウン⇒インパクトする技術はスライス防止策から生まれたという話しをしました。

初心者レベルから脱出して一段上のゴルフを覚えるためには殆んどの人が通過する過程だとおもわれます。インパクト時にフェースが開いて(=オープンになって)おり、その結果スライス球しか打てなかった人にとってはまさに”夢の打法”ということになると思われます。

うまくタイミングが合えば強いストレートorフックボールが出てくれるし、なによりも飛距離が格段に違うからです。私自身はこうした使い方を100%否定するものではないということをお断りしておきます。

実際、テークバックでフェース向きを閉じながらバックスィングに入っていって、ダウンスィングでも閉じた(=地面のほうにフェースが向いたような状態)まま降ろしてくるプレーヤーのなかにはシングル・クラスの人が多いからです。ドライバーのチーピンやフェアウェイウッドが低すぎる球筋になることや、バンカーショットは特別な打ち方が必要だと理解してアドレス時からオープンフェースにセットしてアウト⇒インへカット軌道で振り抜く技術をマスターすれば、好スコアを叩き出すこともできるからです。

しかし前号でお話ししたように、そのことから生じる弊害も決して少なくありません何よりもクラブが本来持っているバックスピンの機能を殺してしまうからです。

クラブには1本1本ロフト角がついており、そのことが球の弾道やバックスピン量に決定的な力を発揮します。それをフェース向きクローズで使うことによってバックスピンを減少させるように使い、低くて止まりの悪い球しか打てないようなプレーヤーを生み出すからです。

またゴルフクラブのもう一つの特徴(=実はこのことこそが最も大切な特徴なのだが・・)である重心距離(=シャフトの延長線上にクラブヘッドの重心がない)があることによって飛距離を叩き出すことができるという特徴を殺してしまうからなのです。

ここでは詳しく説明しませんが、飛ばしたくない時には飛ばず、飛ばしたい時には飛ぶという距離のコントロールに直結する技術の秘密が”重心距離”にはあるのです

Photo_2 私の”スィング理論の師”である「永井 延宏」は、右画像の著書(スイマセン!横になっちゃいました)のなかで、シャットフェース使いだけでずっとゴルフをやっていくとやがて”イップス”になると述べているベテランプロの言葉をわざわざ引用しています。

イップスというのは経験したことがない人には「????」ということですが、一度かかるとなかなか抜け出せない”底なし沼”のような怖い現象です。

パッティングでは30cmの距離でもショートしてしまうほど、身体全体が”金縛り”になってしまう現象です。

ここに要約して書いておきましょう。

パッティングのイップスやショットイップスをメンタル面の問題と捉えがちだが、技術を極めたプロの場合と違って、アマチュアの場合は「技術不全」であることがほとんどです。あるベテランプロ曰く、「すべてのイップスはシャットフェース(=クローズフェース)に原因がある」とのこと・・・・・

というわけです。かかってしまってからでは遅く、気がついた時には手のほどこしようがないくらい”ゴルフが壊れて”しまい、ついにはあれほど好きだったゴルフをやめてしまった人もでる病気なので、みなさんは絶対にかからないでください。

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