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2018年5月23日 (水)

ショットとパット

当店では2015年の6月からパッティングの解析機器として SAM PuttLab(=サム・パットラボ)という装置を使っている。

Puttlab当時は (今もそうだが) 資金に余裕がなかったのだが、それでもどうしてもパッティングストロークの正確なデータが見たく、私が毎月コツコツと貯めてきた”なけなしの積立金”を取り崩して購入したことを思い出す。

あれからまる3年間が経過した。

パットラボ専用のパソコンの中には、この3年間で150名くらいのデータが入っている。

時々中に収まってるいろんな人のデータを覗いてみると、データがその人のパットする姿を映し出してくれる。

2018_05_23_0460どんな風に計測するかというと、右画像のようにシャフトに「トリプレット」という小さな部品のようなものを取り付けてパッティングをしてもらう。

すると上画像の「野球のホームベース」のような形の装置が「トリプレット」の動きを精密に計測し、その結果をヘッドの動きとして表示してくれる。

100分の1mm、100分の1度、という精度でデータが表示される。

Photo

私がこの装置がどうしても欲しいと思った最大の動機は、ゴルフが上手くなること⇒スコアが良くなること⇒パット数が少なくなることというふうにスコアアップにパット数が直結しているからにほかならない。

長年100が切れずに悩んでいるプレーヤーの1ラウンドあたりの平均パット数は40以上と言われている。

私自身がパット下手なこともあって、もっとパットのことを知りたい⇒勉強したいと思ったことも大きかったが、18ホールで40ストローク以上も費やしてしまうゴルファーを一人でも救えればと思い立ち、かなりの無理をして購入してしまった

そんなわけで丸3年が経過しようとしている中で、最近面白いことに気付いた。

2018_05_23_0457この画像データは、インパクト時のフェースアングルがカップ中央に対して0.9°Closed、ヘッドパスが3.6°左方向 と表示されている。

ということは3.6°アウト⇒インの軌道に対してフェースを2.7°開きながらストロークしたことが分かる。

実はこの方が普通のスィングストロークをしている時にも、私の肉眼で見ていてもそれと分かるくらいアウト⇒インのカット軌道でスライスを打っている人だ

2018_05_23_0458この右画像の方はカップに対して2.7°右方向へヘッドを振り出し⇒フェースアングルは0.9°閉じている。

ということは2.7+0.9=3.6°フェースを閉じながらストロークしたというデータだ。

たまたまですが、3.6°開きながらパターを動かした人と3.6°閉じながらパターを動かした人がいたことになる。

そしてこの後者のプレーヤーは私のレッスン生でもあるのですが、球筋はプル&フックが多く⇒原因は下半身の使い方が悪いところから来ている。

本来はイン⇒アウトのプッシュアウト軌道になりそうなところを腕や手先でインサイドへ戻そうとスィングスロークしているうちに、パッティングストロークまで同じような傾向=癖になっていったことが分かる。

通常のスィングストロークとパッティングストロークが同じような結果になるとは想像もしていなかったのだが、いつの間にか体が同じようにクラブを動かすという作業を覚えていき、やがて自分の動きやすい癖を作っていってるというのが真実のようだ

ということは逆説的に言えば、パッティングストロークを改善できたら⇒スィングストロークの改善につながっていくということが成り立つ。

前から薄々は感じていたが、もっとこの辺りを突っ込んでいけばより良いレッスンへと展開していけそうだ。

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